こんにちは、数本です。
その1時間で10時間以上の価値を生み出そう
さて、みなさん、質問です。
お金と時間と所有物とどれか一番大切ですか?
この質問に対する回答は人によって変わってくると思います。
そう、時代によって価値観というのは変わってきます。
世代といってもいいでしょう。
例えば、ある年代の価値は物>時間
ある年代は時間>物
ある年代は時間>お金
今は様々な価値観を持った、多様性に富んだ世代であふれています。
ということで、経営助言や整理収納をする際は、それぞれの価値観にあった提案をするように心がけています。
特段、整理収納をする際に、どうしても壁になってしまうのが、整理の方法です。
整理の方法

基本的には
・要るもの⇒残す
・要らないもの⇒捨てる
これにつきますが、整理で悩むのが
・要らないものが何かわからない。
・使わないものが要るものになってしまう。
ということです。
そこで、さらに考えるのは
・いざというときに使うもの
・よくわからないもの
の2つです。
いざというときに使うもので、お客様用の食器類が挙げられます。
次に考えるのは、適正な数かどうかです。
そして、よくわからないものは、なんでこれを買ったのだろう?この部品はなんだろう?といったものです。
こちらは明確な理由が思い出せなければ捨ててしまってよいでしょう。
そうすることで、使用できる空間が広がり、食器棚やリビング、部屋自体に照明が当たることで部屋と自分が明るくなります。
そして、時間管理のための「アイゼンハワー意思決定マトリクス」という考え方でも物について考えることができます。こちらは書類の整理に関して特化していると感じました。
アイゼンハワー法
準備
始めに何も載っていない机の上を四つのスペースに区切ります。適当な机が無い場合は床の上や平らな広い場所でも問題ありません。
準備が出来たら、向かって右奥から 「時計回りに」 整理していきます。整理するときは、一枚の紙といえども全て残さず分けます。行うときは十分な時間をとって腰をすえて行う事が大切です。
引用: すべては「シンプリファイ」でうまくいく
実践
考えるべき項目は以下の四点です。
- 重要+緊急:すぐにやる個人的なこと
- 重要+緊急でない:一日の終わりにやる個人的なこと
- 重要でない+緊急:人に任せること
- 重要でない+緊急でない:どうでもいいこと


重要かつ緊急な書類
自分ですぐに対処しなければならない書類、文書です。
締め切り前の報告書など
重要+緊急でない
特別なものです。
片付けながらできるもの。と引用文献にはあります。
しかし、私はこのように考えます。
今後のビジョンにおいて必要な書類、文書。
時間をかけて検討すべき内容
重要でない+緊急
人に任せるものです。
その書類は自分がしなくてはいけませんか?
他の人ができるのではあれば、任せる勇気をもってください。ただし投げっぱなしはNGです。
エンパワーメントにもつながります。と考えます。
重要でない+緊急でない
もはや言うまでもなく、捨ててよい書類です。
三つの原則!
アイゼンハワー方式を、100%成功させるためには!
- 中間地点を作らない
- 書類を手にしたらすぐ処理する
- 5、6番目の場所を作らない
これらをおこなうことでスムーズに優先順位をつけて、物の整理をすることが可能となります。
ぜひとも実践してみてください。
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執筆者
数本 優|中小企業診断士
Sumoto Yu
/企業内整理収納マネージャー
/大阪府中小企業診断協会WBP研究会・代表
製造業で研究開発業務に携わり、自ら開発した機器は1年で市場に出た経験あり。一方で整理収納術の伝道師として、整理手法がわかりやすいと好評を得ている。
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