プライベートを活動に活かせ!

皆さん、こんにちは。電機業界で総務的な仕事をしている、よっしといいます。中小企業診断士でMBAという肩書です。前回は、特定の指標が示すことの意味についての考察を書かせて頂きました。今回は、企業に所属する診断士である、企業内診断士としての立場から、プライベートと中小企業診断士としての活動の関係について書かせて頂きます。

目次

企業内診断士が最も注力すべきこと

我々企業内診断士はいろいろな時間の制約と戦いながら活動をしています。

多くの企業内診断士が最も時間と力をかけているのは、もちろん本業の活動です。企業内診断士は、収入のほとんどを本業からの収入で得ている方が多いためです。独立を考えている方、所属企業で定年を迎えようとしている方など、様々な企業内診断士がいますが、まずは所属企業の活動にもちろん最優先で取り組むべきでしょう。

また、副業やプロボノ(ラテン語で「公共善のために」を意味する「pro bono publico」の略で、各分野の専門家が、職業上もっている知識・スキルや経験を活かして社会貢献するボランティア活動を指します)など、中小企業診断士の資格を活用して行う活動も、本業に活かせるような活動であることが理想的です

そうすれば、本業で成果が上がることで自信に繋がり、自信をもって活動することで診断士としての活動に活きていくといった循環を描くことができます。

個人的には、中小企業診断士として執筆に携わる経験をさせて頂いたことが大きかったように思います。プロとして、自分の書いた文章が他人に読まれるという意識をもって執筆を行った経験が、本業で文章を書く際の責任感と自信につながりました。同時に、「書く」という作業を行うに当たり、様々な立場の方々の意見を取り入れることを通じて、独りよがりにならないようにすることを今まで以上に意識するようになりました。

今は、本業で自分が承認印を押すときには、「他の人の書いてきた文章を絶対に通す」「自分の文章を絶対に通す」という覚悟で押すようにしています。…もちろん、覚悟だけで、うまくいかないこともありますが(笑)

こうした覚悟を持って文章を書くように意識した結果、部外に発信する文章の文案を考えたり発信するといったことを私が担当することが増えてきています

また、中小企業診断士が関わる仕事は多種多様で、いろいろな仕事が同時多発的に発生します。そうした仕事を本業の傍らマネジメントしていくことで、セルフマネジメント力や対応力が向上したと思います。このように、本業に活かすことを第一に考えながら診断士としての活動の幅を広げることで、対応力を高めることを個人的には意識しています。

プライベートや家庭から得られること

しかし、活動を続ける上で一つの壁になるのが、プライベートとの調整です。

診断士として活動をするということは、本業の仕事をしていない時間を活用する必要があります。中でも、家庭持ちでこの時間管理に苦労される方も多いと思います。私も多数派に当たりますが、立場を変えれば家庭での稼働率の低さで家族に迷惑をかけてしまっているのが実情です。では、家庭やプライベートは企業内診断士として活動をする上でマイナスなのでしょうか。

もちろん、こうしたものによって時間を取られるという側面は否めません。しかし、私はむしろ、こうしたプライベートが中小企業診断士としての多様性を生み、強みの源泉の一つになると考えています

例えば、先日、企業主導型保育園案件に関わる機会がありました。企業主導型保育園とは、公的な保育園と異なり、内閣府の支援の下で活動する民間企業による保育園を指します。

こうした事業は、電機メーカーに勤める私にとって、仕事上のつながりはありません。こうした、つながりのない業界や企業であっても、調べればわかることも多く、調べることで学べることも多いのですが、活動をするにあたってイメージを持っておくに越したことはありません

その点、我が家では長男は幼稚園に通っていますが、次男は民間の保育園(企業主導型ではありませんが)に通っています。保育園に預けだしたのは今年の年初ですが、保育園探しには難航しました。妻の仕事開始までの時間が迫る中、公的な保育園をあきらめ、民間企業を選びました。 実際に利用してみて、民間の保育園は小規模であることもあり、本当によく見てくれることはわかりましたが、預ける前は公的な保育園と比べていろいろと不安を感じていました。

こうした我が家の悩みは、公的な保育園と比較して知名度やイメージで劣る企業主導型保育園が保活に苦しむ悩みとよく似たものでした。こうした経験を通じて、事前に保育園のイメージをある程度持つことができたことは、実際に活動に関わる上で、有利に働いたと考えています。

また、その支援を通じて、保育士さんたちが一人一人の子供に対し、1年後になっていてもらいたい成長像を描き、その目標に向かって日々子供たちに向き合っていることを知る機会にもなりました。こうした現場の生の声を聴いたことで日々送り迎えをする次男の保育園の保育士に対する感謝の気持ちも今までより強いものとなりました

このように、活動と日常がリンクすることは、私にとって思わぬ想定外でした。しかし、こうした偶然の出会い(セレンディピティ)は、気づくか否かの違いで、どこにでもありそうです。今回の経験を通じ、診断士の活動は、偶然の出会いを見つける上で有利だという想いを強くしました。

多様性を活かして

わたしは、このように本業の仕事やプライベートといったものが思わぬ形でつながってくるというのが診断士活動の醍醐味だと感じています。

我々のグループ、SANには、10人以上の診断士が所属し、様々なバックグラウンドを活かして活動しています。中小企業診断士は専門分野がないため、所属メンバーの活動は十人十色で、それぞれ異なります。このことは、SANにとって大きな強みです。

一人一人の経験や活動の幅は少なくても、メンバーが持つ、それぞれの得意なことや経験を組み合わせれば、想像を超える力を発揮できると確信しています。

我々の力が、「世の中がパッと明るくする」ことにつながっていくよう、日々努めていきたいと考えています。



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執筆者

五味 義也|中小企業診断士・MBA
Gomi Yoshiya

大手電機メーカーにて、経理業務を軸に海外の経理システム構築プロジェクトなどに従事。取材の学校7期生として、取材4件・執筆記事6件などに携わる。家族構成は妻と子供2人。家庭と仕事の両立に四苦八苦している。



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