7(セブン)なのに6

みなさんこんにちは!大阪府堺市でみなさまのちょっとした変化を応援しています。山本哲也です。

 大阪は緊急事態宣言下にあり、大好きな飲み歩きもできず、ストレスフルな毎日です。みなさまはいかがお過ごしでしょうか?

 最近、ニュースを見ていて感じるのですが、昨年春の緊急事態宣言時とは、かなり街の様子が違いますね。昨年は、本当に誰も出歩いていないような状況でしたが、今回は結構、人流が減っていないことが問題視されています。おそらく、学校の授業が行われていることに伴って、学生やその関係者の活動が止まっていないことが一番大きく影響しているのかなと考えています。

 また、それだけではなく、そもそもの原因は、国民が「ファクトがしっかり示されていない」もしくは「すべてがオープンになっていない」と感じていることにあると、私は考えています。それによっていろいろな解釈の違いが生まれ、感染症拡大という事象を“大きくとらえている人たち”と、“過小評価している人たち”に分かれてしまい、その違いが動揺や混乱を招いているのだと思います。

やっぱり、ファクトは何よりも本当に大切なんだなだと感じました。

例えば、先日の朝日新聞に菅義偉首相の新型コロナに取り組む姿勢について調査した記事が出ていました。「信頼できない」が61%で、「信頼できる」は27%。自民支持層でも41%が「信頼できない」と答えた。

と、あります。ひとは、情報が少ないことに対して危機感を感じることがここからもわかります。つまり、お化けや怪奇現象、UFOなどと一緒ですね。タイトルとなんの関係のない話が長くなってしまいました(笑)。さて、今回のテーマはバウムクーヘンです。

目次

大好物

 実は、バウムクーヘンは、私の大好物です。やさしい甘さも好きですし、味や食感だけでなく、あの年輪の模様もなぜかわかりませんが、大好きです。あまりに好きすぎて、日本におけるバウムクーヘンの起源についても調べてしまいました。

 日本での起源は、1919年3月4日に広島物産陳列館(現在の原爆ドーム)で販売されたことにあるそうで、今でも3月4日は“バウムクーヘンの日”とされています。第一次世界大戦による敗戦国捕虜であったドイツ人の菓子職人が、焼いて販売したそうです。その方の名は、カール・ユーハイムさん。そう、あの洋菓子メーカー株式会社ユーハイムの名前になっている方です。ユーハイムでは、今でも売上の2割がバウムクーヘンで、年間60億円もの売上があるそうです。

 かくいう私も去年の年末には、大雪の中、滋賀県にあるクラブハリエの直売所(ラ コリーナ)へ夏タイヤにチェーンを巻いて出かけるほどです。ラ コリーナでは、バウムクーヘンを焼くところを見られたり、焼き立てをいただけたりする夢のような場所です。他にもカステラや焼き立てパン、レストラン、作物を育てる田畑などが自然の中にあり、たねやの食文化であったり、SDGsに対する考え方であったりを知ることができる施設にもなっています。お勧めですので、是非一度足をお運びください。

 さぁ、口の中がバウムクーヘンになってきましたか?

7(セブン)なのに6とは

 この写真は、オフィスの近くのセブンイレブン買ったバウムクーヘンです。最初は、「なんでバウムクーヘンを細切れにするんだろう?」と不思議に思いました。だって断面が増える分だけ乾燥して、表面がぱさぱさになってしまうリスクをはらんでいますよね。たまに縦長にカットされている商品は見たことがありましたが、薄切りの、バウムクーヘンをさらに小さくカットするなんて・・。非常識だなぁ。と思いませんか?

 百貨店で見かけるバウムクーヘン専門店を思い出してください。バウムクーヘンは、高級品ほど分厚く切ってあるのが定番・常識です。なぜなら、バウムクーヘンは少しずつ、残りを惜しみつつ自分でカットしながら食べるのが楽しいからです。気を取り直して食べようと、パッケージをよく見ると、「シェアして食べるバウムクーヘン」とあります。なるほど、コロナ対策商品なのかもしれません。はたまたダイエット中の顧客向けの商品なのかもしれません。だからカットされていたのか・・・。さすがは、セブンイレブン!芸が細かい!カットしたことで新たな商品が生まれたわけですよね。

でもなぜ6等分なんでしょう。食べやすさや、ダイエットだったら別に4等分でも5等分や8等分でも良いのでは?私は、もう一度パッケージを見ながら考えました。“シェアして食べるバウムクーヘン”「なるほど!そういうことかっ!」

みなさまもどうぞお考え下さい。

私の答えはこちら・・・

そういうことかっ!? っていう仮説

 以下は、答えではなく、私の仮説です。悪しからずご了承ください。

「6等分の理由は、分けやすいから」ではないでしょうか?(もし、この記事を開発者の方が見られていたら正解をこっそり教えていただきたいです。こっそりお願いします)

一人→6切れ/人

二人→3切れ/人

三人→2切れ/人

 いかがでしょうか?こんなにシェアしやすいカット数は、他にありませんね。さすがにこの大きさのバウムクーヘンをそれ以上の人数で分けることはないと思いますが、もし四人いれば、二つ買いましょう。そうすれば、一人当たり3切れでちょうど公平にシェアできます。

 この商品は、セブンイレブンが“ソーシャルディスタンスの世の中でも美味しいものを安全に、仲良くシェアできる”をコンセプトに開発した、ウイズコロナ時代の社会派の商品だったのです。まさに、我々に新しい、コミュニケーションのあり方を提案してくれているようです。

ぜひ、明日、セブンイレブンにお出かけください。(ちなみにこれは私個人の仮説であり、味は、普通のバウムクーヘンです)

まとめ

 今気づいたのですが、バウムクーヘンってこんなにハイカロリーなんですね・・・。知りたくなかった。ファクトは時に残酷です。みなさまお気を付けください。

私たちSANも、さまざまな取り組みを通じて、社会に貢献できることを目指しています。みなさまもご一緒に活動されませんか?            本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

執筆者

山本 哲也|中小企業診断士
Tetsuya Yamamoto

日本で最も早くフランチャイズチェーンシステムを取り入れ普及させたフランチャイザーに1989年から勤務。清掃スタッフを皮切りに,全国のフランチャイズ店の育成・指導,事業計画の策定,新規事業開発,法人営業などを経験。“リーダーの能力を超える事業成長はない”と考え,人の成長ありきの支援を実施。趣味は,アウトドア全般と飲み歩き。とにかくじっとしていられない。

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