プレゼン現場対応力

こんにちは。Mamiです。

早速ですが、皆さんはプレゼン、得意でしょうか?プレゼンとひとことで言っても色々とありますが、私は最近、前回のブログで書かせていただいたある決断により、初対面の相手に自分をプレゼンする機会をいただくことがあるのですが、準備ができない当日の質問に対する回答に必要な「即興力」や「現場対応力」の大切さを改めて実感しています。という訳で、今日はプレゼンをテーマに書かせていただきます。


人生はプレゼンテーションの連続

プレゼンと聞くと、少し固いイメージを持つのではないかと思いますが、そういった固いものばかりでなく、「人生はプレゼンテーションの連続」です。コミュニケーションには、常に相手が存在します。普段、家族や友人との会話で意識する事はないと思いますが、家族に今日あった出来事を話すことも、相手に何かを伝えるという点においては、小さなプレゼンです。改めて日々のコミュニケーションに対する意識や心がけの大切さを実感しました。

フレームワークの活用

プレゼンの際、短時間で魅力を伝えるために大切なことを改めて整理してみました。沢山情報を伝えたところで、相手に響かず、記憶に残らなければ、意味がありません。

皆さん、“記憶に残っている“プレゼン、セミナー、講演  …”ありますか?私も記憶を辿って幾つか思い出してみました。共通点は、マーケティングの定番のフレームワーク、「誰に」「何を」「どのように」が、しっかりと考慮された内容である事、そして、それぞれについて、ポイントが抑えられているという事です。以下にまとめてみました。

「誰に」
キーワード:準備8割、当日2割
・プレゼンの相手に関する情報収集をしっかりと行う事で、事前に相手が求めているものを的確に捉える。

「何を」
キーワード:ファクトとオピニオン
・相手が求めている情報を的確に捉え、情報を絞り、事実を根拠に、その事実に対する自分の意見をセットで伝えることで、相手の納得感を得る。

「どのように」
キーワード:一貫性とストーリー性
・伝えたいテーマやメッセージを絞り、相手が求めている一貫性のある情報をストーリー性を持たせて伝えることで、共感を得、記憶に残し、相手の行動に繋げる。

皆さんの記憶に残るプレゼンと比較していかがでしょうか?準備がし辛い現場対応の際には、特に、フレームワークを活用し、シンプルに考える事で、的確な情報を効果的に伝える事が可能になると考えます。

一般的にプレゼンと呼ばれるものは、通常、準備が可能であることがほとんどだと思います。準備が可能であれば、対応しやすいと思いますが、現場対応になると、ファクトとオピニオンのどちらかが欠けてしまったり、テーマから少しブレた内容の回答になってしまったり、なんていう事もあるのではないでしょうか?日々のコミュニケーションをうまく活用すれば、鍛えられそうです。

イニシアチブは聴き手にある

ここまで、伝える側の視点で大切なことについて、書かせていただきましたが、質問のされ方によって、自分が伝えている内容や、伝え方に差が出ていることに気が付きました。

例えば、経歴を答える際、「“自己紹介”をお願いします。」と「“自己PR”をお願いします。」では、後者の方が、自分の魅力を伝える事に、より意識を向けた回答になっていたと思います。明確に表現を使い分けられている事もあるかもしれませんが、両方を聞かれる事は無い事を考えると、2つの表現に、引き出したい内容としての差は、あまり無いように感じられました。

以前に聴いた講演の中でとても印象的だった「イニシアチブは聴き手にある。」という言葉を思い出しました。

相手の魅力や質の高い情報を引き出すためにも、伝え方だけでなく、聞き方に対する意識の大切さも、併せて実感することができました。伝える側からしても、魅力を引き出してくれる相手には、とても魅力を感じますよね!

さいごに

プレゼンもコミュニケーションの手段の一つと考えれば、相手に対して興味を持つことが全ての始まりと言えそうです。コミュニケーションの本質ですね。(いつかのブログと同じ締めの気がします…笑)

最後までお読みいただき、ありがとうございました。


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執筆者

Mami|中小企業診断士
経理業務を中心に、総務、営業事務など中小企業のバックオフィスのサポート業務全般に従事してきたゼネラリスト。”毎日楽しく笑顔で”がモットー。



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