テクニックよりも大切なもの

みなさん、こんにちは。Mamiです。

師走ですね。流行語大賞が発表され、もうすぐ今年を表す漢字が発表されますね。昨年は「密」でした。コロナ禍の生活に慣れてきたように思いますが、結局、この一年も新型コロナウィルスに振り回された一年だったように思いますが、今年の漢字は何が選ばれるのでしょうか?!

さて、今日の本題です。

先日、コーチングのプロの方のコーチングセッションの様子を体験できる(見ることができる)貴重な機会をいただきました。組織開発においてコーチングは欠かせないテーマなので、興味がある方も多いと思います。普段、仕事で部下のコーチングを行ったり、上司のコーチングを受けたり、診断士の方であれば、経営者に対してのコーチングなど、コーチングの機会はそれなりにあると思いますが、他人のコーチングの様子を見る機会なんて、なかなか無いですよね?!ですので、今日はその時の学びを共有させていただこうと思います。

コーチングについて取り立てて学んだことがなかった私は、セッションが始まるまでは、普段セミナーに参加する時のワクワク感とは異なる妙な緊張感を持っていました。が、終わってみれば、予想以上に学びの多いとても充実した時間でした。コーチングの難しさを目の当たりにすると同時に、その奥深さに魅力を感じました。

ところでみなさん、コーチング、得意ですか?コーチングのスキルは、組織開発から家庭やプライベートまで、活用される場は様々です。つまり、コーチングのスキルを習得できれば、仕事もプライベートもより充実させることができるという事ですね。様々な場面で活躍するコーチングですが、“コーチングで大切なこと”を聞かれたら、みなさん何と答えますか?私の頭に思い浮かんだのは「傾聴姿勢」「信頼関係の構築」「テーマ設定」「問の立て方」などでした。他にも色々あると思います。そして、ビジネス、プライベートなど、場面によっても大切なポイントは変わってくるのでは?と思っていました。

が、コーチのお話では、テーマや場面によるコーチングの違いは、ほとんどないという事でした。では、コーチングの差はどこにあるのでしょうか?

答えは、「コーチングを受ける人の個性」にあるということでした。

いかがでしょうか?何かテクニック的な事を期待された方、すみません。笑

組織内だろうが組織外だろうが、普通のコーチングだろうがエグゼクティブコーチングだろうが、コーチング自体に差はなく、コーチングの差は、あくまで「個性の差」であるということでした。

テクニックももちろんあるのだとは思いますが、何より大切なのは、その人自身の考え方や価値観に合わせた内面の引き出し方が必要だという事なのですね。

特別な答えではなかったかもしれませんが、自分と異なる価値観や、境遇の人に対して、相手の目線で物事を考え、捉える事は簡単ではないと思います。コーチングだからと、テクニックに走ってしまうと、忘れがちな事なのではないでしょうか?本人が置かれている立場や環境は様々でも、一人の人間である事を忘れてはいけないという事に改めて気付かされました。

頭で理解できてそれが簡単にできれば、苦労はしませんよね。やっぱり気になるのは、それを実践するためには具体的にどうしたらいいのか?だと思います。なので、個性に合わせたコーチングを実現するための、相手の内面を引き出す聴き方のテクニックの学びをひとつ共有させていただきます。

相手が論理的な思考の持ち主の場合・・・相手の感情を引き出す。
相手が直感(感覚)的な思考の持ち主の場合・・・相手の感情を整理する。

だそうです。コーチングが難しいと感じている方は、是非一度意識してみてください。

最後までお読みいただきありがとうございました。

私が書く年内のブログはこれが最後になりました。少し早いですが、みなさん、良いお年をお迎えください。
来年もどうぞよろしくお願いいたします。


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執筆者

Mami|中小企業診断士
経理業務を中心に、総務、営業事務など中小企業のバックオフィスのサポート業務全般に従事してきたゼネラリスト。”毎日楽しく笑顔で”がモットー。


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