診断士のうーやんです。
前回に引き続き、
約20年間の法人営業経験を通じて編み出した
「営業」の技を2つご紹介しようと思います。
少しでも使えると感じた技があれば嬉しいです。
三の技.手帳を開き見えるように置く
営業さんにとって、お客様への初めての訪問は、
会社紹介や商品紹介など話のネタがあるので
気が楽ですし、じつは比較的簡単です。
しかし、3,4回目となると話のネタもなくなり
お互いを牽制しあうような雰囲気さえ漂います。(そしてお客様から足が遠くなりがちです)
それを防ぐ技のひとつとして、
3,4回目の商談時、お客様に見えるように、
テーブルの上に自分の手帳を開けながら、話をしてみてください。
お客様は、
お!自分のことを信頼してくれてるのかも、とか
なんてオープンな人なんだ、と感じて、営業さんに対し
心を開いてくれる可能性が高まります。(ご注意:初回訪問時にするのは逆効果です)
なお、普段から限りなく小さい文字で
メモや予定を記入することもポイントです。
すると、お客様は(見えるけど)読めないので、
「情報漏えい」に繋がることはありません。
四の技.手帳を閉じて置いておく
私は普段、重要なお客様と話をするときは
極力メモを取とらないように努めています。
これは賛否両論ありますが、
メモをとっているとお客様に安心して
お話をしてもらえないのではと感じるからです。
そして、先ほどの技とは逆に、敢えて、
手帳は閉じた状態で机に置いて商談します。
これにより、「私はメモをとることはありません。
ここだけの話に留められる良識があります。
だからご安心して全てお話しください。」
というアピールになる訳です。
営業さんにとって手帳は
メモをとるだけのツールではありません。
落語家の扇子のように動作を綺麗にみせるために
活用するベテラン営業もいます。
優秀なベテラン営業マンに出会ったら、
その営業さんの緻密に計算された所作を
観察してみると面白いかもしれません。
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執筆者
うーやん|中小企業診断士
海外留学後、親族が経営するIT企業に入社、主に法人営業職を担当する。自社においては、経営革新等支援機関としての新規事業を立ち上げ中である。
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