ビジネスゲーム研修を実施しました

久しぶりの投稿です。

そろそろ夏も終わろうとしている今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。

今回は、8月の頭に兵庫県でビジネスゲームのセミナーを開催させていただきましたので、その時の話をさせていただきます。当時、兵庫県はまんえん防止法が適用されており、開催が危ぶまれましたが、6名の方に参加いただき、無事に開催にこぎつけることができました。

目次

ビジネスゲームとは?

ビジネスゲームとは、ゲームを用いて、様々な着想を得てもらう、研修プログラムです。ビジネスの構造をモデル化し、経営について疑似体験をしてもらうことを目的としています。

ビジネスゲームの先駆者の一つである、ビズストームはビジネスゲームを3つに分類しています。

https://bizstorm.jp/businessgame/

経営シミュレーションゲームは、ビジネスをモデル化し、経営者の立場で、会社を経営してもらうものです。

課題を与えて過程から気づきを得るゲームは、学びたいものとは異なるテーマを考え、クリアする過程で発生したものから参加者にきづきを得てもらうものです。

カードを発想の切り口として使うゲーム風の研修は、多様な言葉が書かれたカードを使い、発想の切り口として使うものです。

このように一言でビジネスゲームといっても様々なものがあります。

UNOGAとは?

我々のグループのビジネスゲームの名前はUNOGAといいます。UNOGAの由来はイタリア語のUNO(1)から始まり、さらに発展してほしいという思いから命名されています。

このUNOGAは先ほど説明したビジネスゲームの分類の中で、経営シミュレーションに該当するものです。

これまでに、我々は2回、研修を行わせていただいています。

我々のビジネスゲームは、グループリーダーが長年温めてきた着想をもとにゲームを構築しており、現在は製造業を想定したゲームとなっています。

ゲームの参加者は、与えられたお金の制約の中で複数のプロジェクトの中からどの案件でどれだけの製造をするのか、製造をするうえで、どれだけの投資(生産投資、開発、コスト削減)などを行うのか、また販売のためのマーケティング投資を行うのか、などを考え、その結果をもとに、最大の“利益”を上げたチームが勝利を挙げるものです。

ポイントとしては、利益がゴールであると同時に、手段であることです。毎年の最終利益をもとに翌年の投資を行うものであるため、利益を稼ぐことで次年度以降の選択の幅が広がります。

これによって、戦略や利益の大事さを自然と理解することができるプログラムとなっています。

また、オリジナルゲームの強みを生かし、将来的には、製造業だけでなく、小売りなどの様々なビジネスに応用できる可能性があります。

私の役目

そんな研修ですが、まんえん防止法が適用されていた兵庫県の神戸市の研修施設で兵庫県の中小企業診断士向けのセミナーとして実施させていただきました。

当日私が実施していたのは、撮影係。あまり意味ない?と思われた方、正解です(笑)

それ以外にも、質問が来た際に、対応するなど臨機応変に対応しました。

現在のゲームは紙ベースで参加者に入力いただいたものを運営側がPCに入力して計算、アウトプットというプロセスを経るため、トラブルがつきもの。

ちょっとした入力ミスや、読み間違いがエラーの要因となります。

「この数値が入っていない」「なんでエラーとなった?」など、様々な問題を参加者と運営側の間に入ってサポートし、問題解決に対応できたことはよかったと思っています。

UNOGAの課題

しかし、UNOGAには課題があります。

UNOGAのベースはエクセルのマクロによるプログラムであり、これを共有することができれば、手入力などの手間を防ぐことができると考えられます。

USBメモリを活用する案や、メールを活用する案、ドロップボックスを活用する案など、様々な手段を検討してきましたが、安定して研修を進められる確証を持つに至らず、紙ベースでのやり取りを行っています。

しかし、先ほども書いたように、入力ミスなど、様々な問題が発生するリスクを内包しており、入力にも手間がかかるため、入力プロセスの電子化が理想です。

それが実現できれば、会場での入力業務を省力化できたり、場所を問わず、全国から参加いただいたり、オンライン対戦など、様々な形で発展する可能性があります。

現在は、今回の研修の課題をもとに、課題の解決を図り、次のステップに向けて進み始めています。

皆様とUNOGAの研修でお会いできる日を楽しみに、メンバーと研鑽を図っていきたいと考えています。



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執筆者

五味 義也|中小企業診断士・MBA
Gomi Yoshiya

大手電機メーカーにて、経理業務を軸に海外の経理システム構築プロジェクトなどに従事。取材の学校7期生として、取材4件・執筆記事6件などに携わる。家族構成は妻と子供2人。家庭と仕事の両立に四苦八苦している。



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