中小企業応援士って知ってますか?

 こんにちは、ヤマジュンです。ブログ14周目突入です。コロナの感染者数もかなりの落ち着きを見せ、いよいよwithコロナ時代の到来か、というところですね。さて、さっそくなんですが、皆さん、タイトル通り「中小企業応援士」ってご存じでしょうか。

目次

「中小企業応援士」から見えること

中小企業応援士とは

 最近はじめて聞いた言葉です。どこで聞いたかと言いますと、こちらですね。

 そんな資格が出来たのかなと思い、サイトページを読んでいますと、

【中小機構は令和元年度から中小企業・小規模事業者の活躍や地域の発展に貢献する 全国各地の経営者や支援機関に「中小企業応援士」を委嘱している】

とのことです。なので、独自に名称を付与して、活動されておられるということのようで、そんな中小企業応援士さんが自社を紹介されております。例えば、漆器店を営まれている株式会社三吉さん。普段あまり多く馴染みがないため、知らなかったのですが新商品として、コンポストや土の中で水と二酸化炭素に分解される「生分解性プラスチック、ポリ乳酸」を使用した「紫翠盃」を販売。SDGsにも積極的に取り組まれているとのことです。

 他にも中小企業応援士さんが取材された記事が色々とあり、是非お時間あれば読んでいただきたいです。ただ、中小企業応援士という名称を我々が知らないのも無理がないよな~、というお話でした。

 ただ、これで終わりではなくて、じゃあなぜこの名前は浸透していないのか、と少し考えました。

マーケティング不足

日本はマーケティングが苦手だとよく言われています。そのせいで他の国に圧されているということも良く聞きます。マーケティングとはいったいなんなのでしょうか?どれだけの人が知って、どれだけの人がマーケティングを行えるのでしょうか?少し古い記事ですが、以下の様な対談があります。マーケティング界の大御所コトラー先生が登場します。

引用:【コトラー×高岡×入山】日本のマーケティングの何が問題か
とても面白い記事ですので、また読んでいただきたいのですが、そこでマーケティングはこういう解釈が書かれています。

「顧客の問題を解決すること」に関すること全てがマーケティング

当たり前ですけど、当たり前が出来ている企業がほとんど見たことありません。いまだにマーケティング1.0思考の企業が大多数ではないでしょうか?

まとめ

 中小企業応援士、という言葉からふと思ったのが、何かを浸透させるのは難しいなということ。そしてなぜ難しいかというとマーケティング力が足りないから、と考えてしまいました。

 私自身も中小企業診断士として活動する上で、マーケティングとは何かを考えることがあります。インスタ映えや、ネット広告の活用など、また様々なツールもあり、非常に選択が難しいなと思うことがあります。

ただ、「顧客の問題を解決すること」に焦点を当てる、そんな当たり前のことに気づけました。皆さんもぜひ一度振り返っていただければと思います。お読みいただきありがとうございました。

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執筆者

ヤマジュン|中小企業診断士(認定支援機関)・ウェブ解析士
製造業にて管理会計や標準原価計算ベースの原価管理、連結会計による海外子会社管理などに取り組む。会計、システムの本当の意味での活用方法を、日々試行錯誤。デザイン、WEBマーケティングに関しても興味があり、スキル向上に励む毎日。

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