企業防災について考えよう

強みと特別をもっと外に! 数本です。

9月1日は防災の日です

東京消防庁HP抜粋

https://www.tfd.metro.tokyo.lg.jp/libr/qa/qa_59.htm

防災の日は、昭和35年(1960)年6月11日の閣議で、9月1日を防災の日とすることが了解されたことに始まります。

9月1日を防災の日とした経緯は、以下のとおりです。
9月1日は、関東大震災が発生した日であるとともに、暦の上では二百十日に当たり、台風シーズンを迎える時期でもあり、また、昭和34(1959)年9月26日の「伊勢湾台風」によって、戦後最大の被害(全半壊・流失家屋15万3,893戸、浸水家屋36万3,611戸、死者4,700人、行方不明401人、傷者3万8,917人)を被ったことが契機となって、地震や風水害等に対する心構え等を育成するため、防災の日が創設されました。

次に、昭和35年9月1日発行の官報資料に登載された「防災の日」の創設に関する記述を紹介します。

「政府、地方公共団体など関係諸機関はもとより、広く国民の一人一人が台風、高潮、津波、地震などの災害について、認識を深め、これに対処する心がまえを準備しようというのが、『防災の日』創設のねらいである。もちろん、災害に対しては、常日ごろから注意を怠らず、万全の準備を整えていなければならないのであるが、災害の発生を未然に防止し、あるいは被害を最小限に止めるには、どうすればよいかということを、みんなが各人の持場で、家庭で、職場で考え、そのための活動をする日を作ろうということで、毎年9月1日を『防災の日』とすることになったのである」と、制定の主旨が記されています。

また、昭和57年からは、9月1日の防災の日を含む一週間を防災週間と定め、各関係機関が緊密な協力関係のもとに、防災思想普及のための行事や訓練などを行っています。

さて本題。

企業防災について考えてみましょう

目次

企業防災とは

企業防災とは、防災と事業継続を包括した言葉となります。

防災と聞くと、どのようなことを思い浮かべますか?

災害を防ぐという印象ではないでしょうか。

災害を防ぐためにはどのようなことをするか、その手段などを考えられた方が多いのではないかと思い餡巣。

防災とは

災害を未然に防止し、災害が発生した場合における被害の拡大を防ぎ、および災害の復旧を図ることをいう
引用:災害対策基本法

ということです。
未然に防ぐことはもちろんですが、被害の拡大を防ぐことも防災と言えます。
さらに、災害からの復旧を図るのも防災となります。

このように定義づけられています。少し事業継続と被っているところもある気がしますが、それは置いておきましょう

災害と事前に災害被害を予想する方法

災害とは

•暴風、竜巻、豪雨、豪雪、洪水、がけ崩れ、土石流、高潮、地震、津波、噴火、地滑り、その他の異常な自然現象または
大規模な火事もしくは爆発その他その及ぼす被害の程度に類する政令で定める原因により生ずる被害
引用:災害対策基本法

このような事象が災害ということです

このような事象が災害ということです。
自然現象についてはなかなか予測がしにくいのですが、それによる被害がどの程度予想されるかは知ることができます。

例えば、以下のサイトが有名ですね。

J-SHIS
https://www.j-shis.bosai.go.jp/

わがまちハザードマップ
https://disaportal.gsi.go.jp/

キキクル
https://www.jma.go.jp/bosai/risk/#zoom:7/lat:34.492975/lon:134.066162/colordepth:normal/elements:land

これらのサイトを活用することで、被害を抑える、また、避難もスムーズにできるのかなと思います。

防災週間はこれらのことを考えるだけでも、十分な防災となるのではないでしょうか。


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執筆者

数本 優|中小企業診断士
Sumoto Yu

/企業内整理収納マネージャー
/大阪府中小企業診断協会WBP研究会・代表
製造業で研究開発業務に携わり、自ら開発した機器は1年で市場に出た経験あり。一方で整理収納術の伝道師として、整理手法がわかりやすいと好評を得ている。


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