パンツの消費期限

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夏が来れば思い出す。

その夏は電力が足りないとニュースになるほどで、JRも車両の冷房を切っていたんだったか、弱にしていたんだったか。

そのころ簿記1級の勉強をしていたんですが、先生は税理士さんでした。授業で『節電は理解できるけど、だったら運賃値下げしろよ!』と憤っていたのは忘れられません。税理士って常に損得勘定なんだなーと感心しました。じょりさんです。

簿記の講師だからか、もとがケチだからなのかわからないですが、モノが捨てられません。特にシャツやパンツなど、消耗品の交換のタイミングがわかりません。

簿記ミニ知識①

簿記では、会社で使うモノを消耗品と備品に区別します。

学習上の消耗品とは『使うとなくなるモノ』を指し、備品とは『使ってもなくならないモノ』を指します。1万円の机は実務では消耗品でしょうが、教科書では備品に分類されます。

1枚1,000円のパンツを7枚持っているとすると、週1回ずつはくことになります。仮にパンツを年に1度買い替えるとすると、1年は約50週ですから、パンツ代は1日あたり、1,000円÷50週=20円

簿記ミニ知識②

『買った値段』を『使える期間』で割った金額を、減価償却費といいます。

使える期間のことは耐用年数といい、この年数は法律で決められています。鉄筋の建物は40年だとか木造だと20年とか。変わったところでは牛は4年、柿の木は36年です。

新婚夫婦が次第に冷めていくことを『愛の減価償却』と名付けた生徒さんがいましたが、耐用年数は延長可能です。そのためには、修繕ではなく、改良をする必要があります。

修復するのではなく、作り変える必要があると。深い。いやそうでもないか。

グンゼさん調べによりますと

下着を捨てるタイミングは

・半年   ・・・2.3%

・半年~1年 ・・・12.7%

・1年~3年 ・・・41.0%

・3年以上  ・・・44.0%

となっており、『85%が平均3年間同じ下着を使っている』らしい。

何枚持っているかも調べてほしかったなー。

汗の吸水力低下や繊維の劣化・変色のため、買い替えのおすすめは年1回。

捨てる勇気も必要です。とのこと。

パンツを捨てる決めるとき、その直前まではOKで、なぜ今はダメなのか。どのタイミングでダメになったのか?考えれば考えるほど、答えが見つからない。

ケチなわけではないんですよ。そう。ほしいのは納得感です。

 そんなある日、奥さんが新しいパンツをプレゼントしてくれました。「いまのボロボロやん」と。そうか、このタイミングか!

本日もお付き合い頂き、ありがとうございました。



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執筆者

じょりさん|中小企業診断士
簿記講師。趣味はお風呂巡りと折り紙。サウナ従業員・レンタルビデオ店員・ラーメン屋などなどを経て簿記講師となる。この春からパソコン講師にもなる予定。モットーは為せば成る。でも人間できないこともある。


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