最近知ったこと。

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世界一の美女を抱きました‼

こんなラッキーが私の人生にやってくるとは!これまでの人生における、すべての選択をなにひとつ間違えなかったことを確信しました。じょりさんです。

証拠写真はコチラ↓

予想通りでした?じょりさん弱冠45歳でお父ちゃんになりました。ミルクを飲む力が弱いということで、鼻にチューブが入っております。「鼻から牛乳―♪」状態

そんなある日、病院に呼ばれました。

お子さんはダウン症です

染色体の検査結果を見せられ、「通常はお父さんとお母さんから1つずつの染色体を…」という説明も耳に入ってこず、覚えているのは1,000人に1人という確率。1,000人に1人なんて普段なら無視できる程度の確率です。しかし確実に存在する確率なのだという事を知りました。

出生前診断

妊娠中に胎児の健康状態を調べる出生前診断というものがあります。この検査でダウン症かどうかも高精度で調べることができます。奥さんはこの検査をしますか?と聞かれ「しない」と答えました。よく言われる『選ばないを選ぶ』という選択です。

いま思えば、この判断は正しかった。

検査をしないことで「命を引き受ける」意思表明をしたのだと思います。なにが正しいかはわかりません。選ぶという行為は唯一の正解を見つけることではなく、選んだ結果を正しいものにしていくためにあるように思います。

金澤翔子さん

ダウン症といわれて一番初めに頭に浮かんだのが、金澤翔子さんでした。あんな字が書けるくらいなら、ダウン症はそんなに重い障害ではないのではないか?

翔子さんのお母さん、金澤泰子さんの著書『悲しみを力に』を読むと、そんな楽観は一気に吹き飛びます。翔子さんの現在の暮らしを中心にした内容ですが、「普通」や「人並」に生活することの大変さがうかがえます。

先日、予防接種のために近所の病院へ電話しましたが「ダウン症」と伝えると断られました。当たり前が当たり前ではないことを知りました。

この本の中で、翔子さんのお父さんの「千人にひとり授かる大切な子」という言葉が紹介されています。このような心持ちになるにはどれぐらいの修業が必要でしょう。

1,000人に999人の方でいいから、間違いであってくれないかと願わずにはいられません。こういう親を『障害受容ができていない』というそうです。お医者さんからは、ダウン症は個性ですと言われましたが、障害のある子を持つ親はみな、「障害が個性」だなんて認めていないと思います。わが子にだけ奇跡が起きて、ある日突然治るんじゃないかという、都合の良い願いはいつまでたっても消えないでしょう。

12月3日~9日までは障害者週間だそうです。知ってましたか?じょりさんはこの間まで知らなかったです。障害を体験できる施設はありますが、『障害児を持つ親』を体験できる場所はありません。これからも知らなかったことを知るのでしょう。じょりさんの今後に乞うご期待!



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執筆者

じょりさん|中小企業診断士
簿記講師。趣味はお風呂巡りと折り紙。サウナ従業員・レンタルビデオ店員・ラーメン屋などなどを経て簿記講師となる。この春からパソコン講師にもなる予定。モットーは為せば成る。でも人間できないこともある。



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