こんにちは、最近身の回りでいろいろと変化が多くて精神的にも体力的にも疲れている田中誠人です。せっかく秋なのに、気軽に旅行に行けないのは本当に辛いですよね。気候も大変良い季節なので、美味しいものたくさん食べてストレス発散したいんですが(´;ω;`)ウッ…
ローカルスーパー使ってみよう!
今日はいつものネガティブ感あふれる私の記事とは少し違うテーマで書きたいと思います。
皆さんは旅行や出張をした際、どんなところで夕食を取ることが多いですか?
ローカルフードの有名店、宿泊するホテルのレストラン、知り合いや取引先オススメの居酒屋等が挙げられると思います。
私は生来のケチな性分のせいか、ローカルスーパーで夕食を調達することが多いんです。⇐なんせお店で使う価格の半分程度で抑えられますから…笑
というのは半分冗談で、こうしたローカルスーパーを利用することで、地域の特産物・顧客の購買行動・物価等を知ることがでるからなんです。まさにローカルスーパーは新しい発見の玉手箱なのです!!具体的に、最近訪れたローカルスーパーとしては……
- 愛媛⇒フジ
- 広島⇒ゆめマート
- 福岡⇒サニー 等々
大手のプライベートブランドが……
先日出張で広島を訪れた際、ゆめマートに行ったら、陳列棚に大量のセブンプレミアムが!!ゆめマートを経営するイズミがセブン&アイHDと提携していることは知っていましたが、セブンプレミアムを見ると気分的に萎える……(別にセブン&アイが嫌いというわけではなく、私がローカルスーパーに求めているものが前述のようなオリジナルな地域特産物だからです。
商品力強化・物流効率化・ポイント経済圏確立等々、小売企業は少子高齢化・過疎化・労働力不足という環境変化に対応するため、涙ぐましい努力を行なって戦っています…それは理解できますが、小売業における一番の差別化要素である商品(人によっては「価格」かもしれませんが)が均質化していくのはどうも寂しいなぁ、と感じます。
とは言え、総菜コーナーに行くとお好み焼きが3種類揃えられており、またお酒コーナーには西条をはじめとする地元酒蔵の日本酒も豊富に揃えられており、さすが広島のスーパー!!と感じる要素が随所にございました。
変化する環境、今後の商品戦略は?
新型コロナウイルスの蔓延によって自宅近くでの消費傾向の強まり、地方への移住が促進され、今後は従来とは外部環境が大きく変わってくることが予想される…ワーケーションという言葉も脚光を浴びつつあり、一年の半分を都市部で、もう残り半分を地方で過ごす、というライフスタイルも定着するかもしれない…そんな時、ローカルスーパーに赴いて普段見慣れた大手小売のプライベートブランドで溢れていたらどうだろうか…と考えると夜も寝れなくなります( ;∀;)←お前だけやろ
少子高齢化は免れない事実・未来でありますし、経営効率化のために今後もこうした施策は継続されると思われますが、ワーケーションや移住を促進するため、地方の魅力をもっと発信するためにも、並行して独自色を高めていって欲しい!前述のゆめマートの事例のように大手のプライベートブランドを取り扱いつつ、地域独自色を出す商品を取り扱うことにより全国チェーンと差別化する、“ハイブリッド品揃え”を是非とも推進していただきたいものです。
最近ではいくつかのメディアでも取り上げられるようになり、徐々に知名度が上がってきていますが、山形県遊佐町にあるグリーンストアさんのフルーツサンドイッチはご当地の特産物を活かした強力な独自商品ですね!ローカルスーパーは全国チェーンが発掘できないような、こうした地域の魅力を発掘・商品化・発信する“地域の魅力掘り起し機能”も是非とも強化していただきたいものです。
小売業は環境変化対応業である、と誰か有名な人が言っていましたが(👈誰かを思い出せない…これが老化か……(;^ω^))、ピンチをチャンスに変えるためにも、知恵を絞り、顧客を観察し、頑張れ小売業!!と私はエールを送りたいです。私が旅行や出張で現地を訪れた際、その地域の魅力を是非とも教えてください!!!
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執筆者
田中 誠人|中小企業診断士
Tanaka Masato
大手流通小売業における経営企画業務、大手ビジネスチェーンの事業企画・新規開発、大手製造業における事業企画と幅広い業種の経営に関する経験を持つコンサルタント。 特に管理会計、ファイナンスに強みを持つ一方で、現地現物主義をモットーにしている。歴史と旅行が趣味なシティボーイ?
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