自身の理念を明確に

新年、あけましておめでとうございます。

コロナ抜きでは語れない2020年、みなさまにとってどのような1年だったでしょうか。
私自身としては、コロナによる環境の変化・先行きが見通せないことから、いろいろな選択をせまられる場面が多かったと感じています。そしてその都度、自身の仕事や顧客、仕事仲間に対してどうあるべきか考えさせられる年となりました。
選択を迫られる度に、自分はどうあるべきか、どうしたいのか、これまでどうしてきたのか、そういったことを反芻しながら意思決定してきました。
そんなこともあり、昨年末から知人の診断士の力を借り、私自身の理念の策定に取り組んでいます。

理念策定

理念と言う言葉を辞書で調べてみると、「ある物事についての、こうあるべきだという根本の考え。」とあります。理念策定では仕事、顧客、仕事仲間、友人家族に対して自分自身の持つ根本的な考えを明らかにし、これに基いた行動指針や価値観を言語化する作業を行っています。理念や行動指針・価値観を持つことで、悩んだ時や心が折れそうな時、新しい一歩を踏み出したい時に私自身の力になってくれるものと思っています。これ以外にも私自身のあり方を言語化しておくことで、私自身の人となりを伝えることができます。
前回のMamiさんのブログでは、この理念を「美学」と表現していました。理念とは自分自身がどうあるべきかであり、それはまさに美学であると私も思います。

事例紹介

最近ではスポーツの世界でも、プロアマ問わず理念を掲げるチームが増えてきました。その中で、一つ興味深い話を聞いたので紹介しておきます。
チームの理念をユニフォームに刺繍しているバスケットボールのプロスポーツチームがあります。さて理念はどこの位置にどういった理由で刺繍されているのでしょうか?少し考えてみてください。

理念は、短パンの左側下部に刺繍されており、その理由を聞いたとき、なるほどと思いました。選手が下を向いたときにチーム理念が目に入るようその位置に刺繍されているそうです。
その理由は、選手が疲れたとき、諦めそうになって下を向いたときにチーム理念を目にし、もう一度心を奮い立たせるのだと聞きました。
私はこの話を聞いたとき、故津田恒美投手を思い出しました。剛速球を武器に1980年代から90年代にかけて活躍した広島カープのストッパーです。メンタル面に弱さを持っていた彼は、帽子の鍔の裏に「弱気は最大の敵」と書き、しびれる場面で帽子を取りその言葉を見て自分自身を奮い立たせていました。

さいごに

2021年は、他者にとって自分がどうあるべきかという理念を明確にし、それに基づいた行動をとっていきたいと考えています。
どんな一年になるのでしょうか、今からわくわくしています。


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執筆者

山本 篤司|中小企業診断士
Yamamoto Atsushi

要件定義からテストまで、全行程をこなすIT系エンジニア。お客様からは、問題意識の高い技術者と評価を得ている。


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