つながりが生むつながり

皆さん、こんにちは。電機業界で総務的な仕事をしている、よっしといいます。中小企業診断士でMBAという肩書です。前回は、プライベートと中小企業診断士の活動について書かせて頂きました。

今回は、つながりについて書かせて頂きます。世の中は縁でできている。よく言われる言葉ですが、中小企業診断士として活動していると、よくこの言葉と向き合うことになります。今回は私が最近体験したつながりがつながりを生んだエピソードを2つご紹介させて頂きます。

目次

取材が生んだ新たな取材

1つ目の話は、取材から取材に繋がった事例です。つい先日、「儲かるムコ社長」の企画でがっちりマンデーに出演し、ついに全国デビューを果たした、株式会社竹延の竹延幸雄社長の記事を2回にかけてビズヒントさんに掲載頂きました

前編  https://bizhint.jp/report/455199

後編  https://bizhint.jp/report/455276

ビズヒントさんが「事業承継」の企画を募集されており、竹延社長の前回の取材で伺った内容とテーマが近いのではないか?そう思って手を挙げたことがこのインタビューに繋がりました。

この取材のきっかけは、“取材の学校”の企画のひとつである、「競争戦略としてのダイバーシティ」をテーマに竹延社長にお話を伺ったことです。そのときの取材も、中小企業診断士合格同期の林さんから現・大阪府中小企業診断協会の理事長の北口さんにご連絡頂き、竹延社長にコンタクト頂いたことから縁を頂くことができました。この時のインタビューは、全国の中小企業診断士協会員向けに配布される、企業診断ニュース20年6月号に掲載頂いています。

この取材が生んだ新たな取材というエピソードそのものは、いずれも取材の学校を経由したものであることから、つながりというには直接的すぎるかもしれません。しかし、今や様々な業界から注目を集める竹延社長とのつながりをもつことができたことで、ビズヒントさんにも魅力ある提案を行うことができました

さらに、竹延社長にとっても、初めての著書の発売後であるというタイミングであったため、著書をより多くの方に知ってほしい竹延社長にとっても価値のある提案を行うことができたと思います。

その意味で、竹延社長にとっても、ビズヒントさんにとっても、もちろん取材の機会を頂くことができた、私にとってもよいという、三方良しの取材となったのではないかと考えております(こちらの筆が遅く、関係者にご迷惑をおかけしましたが)。

セミナーが生んだコラム執筆

2つ目は、セミナーが別の企画に繋がった事例です。

9月25日に、大阪府中小企業診断協会の観光・サービス経営研究会主催のオンラインセミナーにて、30分の時間を頂き、お話しさせて頂きました

今回の登壇のきっかけは、観光白書を基にセミナーをやりたいという、観光経営・サービス研究会の企画で手をあげさせて頂いたことです。

セミナー全体のテーマは、「次の一手のヒントが見つかる!ニューノーマル時代の観光」というものでしたが、私のパートは観光にあまり関係ない、補助金・助成金から始まり、Go ToトラベルキャンペーンやGo To Eatキャンペーンなどの官公庁や自治体などのコロナ禍における支援策がテーマでした。内容としては、可能な限り、「このようなことをしたい場合は、こういう補助金が使える」といった、お客様目線を意識して構成させて頂きました。

セミナー当日は、体調が悪く、聞き取りづらい方がいたかもしれませんが、なんとか時間をぴったり守って終えることができました。

しかし、オンラインセミナーならではの問題がこの時発生します。お話している最中に、「大阪いらっしゃいキャンペーン」という、セミナーで紹介させて頂いた施策が当日になってキャンペーン終了していたことを聴講頂いた方からコメント頂いたのです。正直動揺は隠せませんでしたが、いい経験を積むことができたと思っています。

このような失敗もありながら、セミナー登壇の機会を得ることで、大きな経験を得ることができました。しかもそれだけではなく、このセミナーで得た知見が次のコラム執筆につながっていきます

こちらもビズヒントさんの企画になるのですが、先日、Go To Eatキャンペーンと絡めた地域ごとの施策についての企画募集がありました。この企画に使えそうなネタは、このセミナーの資料を作成する中で、すでにリサーチ済み。 この時に調べた、大阪府特有の施策である「少人数予約キャンペーン」や、「大阪マイル」といった施策を絡めることでニュースバリューがある記事ができるではないかと考えて提案したところ、無事に採用されることとなりました。

ただし、大阪の施策だけではバランスが悪いため、バランスを考えて、東京の方と合同で執筆することになりました。ここで、東京側の執筆者として一緒に執筆下さった方は企業診断でダイバーシティ企画のリーダーを務めて頂いた、那須美紗子さんです。このつながりにも縁を感じる執筆となりました。

この企画については、10月中にビズヒントさんに掲載される予定ですので、もしよろしければご笑読ください

また、9月に実施したセミナーについても、その焼き直しを11月3日に開催される、関西地区の”診断士の日”にお話しいただく機会を頂きました。諸事情で前回とは大きく異なる内容でお話しすることになりますが、新たに生まれたこのつながりも大事にしていきたいと思います。

まとめ

このように私がやっていることは一つ一つは小さいことですが、ひとつひとつがつながり、連鎖反応が生まれることで、大きな価値につながっていくと考えています。

そうした大切なつながりの一つがわれわれの診断士グループ、SANです。一人一人の力は小さくても、世の中をパッと明るくするため、このようなつながりを積み重ね、大きな価値を生み出していきたいと考えています。


五味 義也|中小企業診断士・MBA
Gomi Yoshiya

大手電機メーカーにて、経理業務を軸に海外の経理システム構築プロジェクトなどに従事。取材の学校7期生として、取材4件・執筆記事6件などに携わる。家族構成は妻と子供2人。家庭と仕事の両立に四苦八苦している。


よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次