営業力がUPする小技

中小企業診断士　うーやんです。前回、できる「営業」の条件２．度胸がある　で、心臓に毛をはやすには
訪問回数を増やして感覚を「マヒ」させるとお伝えしました。

しかし、そもそも訪問する度胸もないのに回数を増やせないよ、という意見がありましたので、

今回は、心臓に毛がまだ生えていない営業さん向けに、

「営業力がUPする小技」を２つご紹介します。

営業経験のない方は、上司等との会話を「社内営業」と考えて読むと頭に入りやすいと思います。

一の技.　好きを１０回唱える

重要顧客への訪問は緊張しますよね。

絶対に失敗は許されない！
緊張で喉もカラカラだし早く終わらせてさっさと帰りたいよ～！

…なんてシチュエーションは営業さんなら皆、何度も経験があると思います。
　
このような心理状態では、お客様の機嫌を損ねてしまい、
ライバル企業に乗り換えられてしまうかもしれません。

そんなときは、お客様である●●さんを想いながら、

「●●さんが好きだ～早く会いたい！」と受付で10回唱えましょう！

●●さんはあなたの嬉しそうな表情をみて、
「おや？ほかの会社の営業さんとは何か違うぞ」と、あなたに関心を持ってくれて、
商談も弾むはずです。そして、きっと次回からの訪問も歓迎してもらえるでしょう。

なお、同じような小技で、
●●さんは好きな芸能人の親戚だと思いこむ等もありますので、
よければ参考にしてください。

二の技．今日の晩御飯を考える

営業さんなら、自分がした失敗ではないのに怒られ、
お客様に謝罪をする機会が多々あると思います。

怒られている最中は、
理不尽な状況に頭の回転も停止し冷静さを失い、
自分は悪くないという態度になりがちです。

そんなときは、謝罪しながら

「晩御飯、なに食べようかな～」と、今日の晩御飯のことを考えましょう！
　
（人により差はあると思いますが）たちまち頭は回転を始め、
冷静さを取り戻せることでしょう。

そして、謝りながらもなにかの希望に満ちたあなたの表情は、
お客様の安心へと繋がり、挽回のチャンスをもらえる可能性が高まります。

結果、ライバル企業に乗り換えられることもなく、
これからも足繁く訪問することができることでしょう。

そもそも、理不尽な話をまともに受け続けると胃に穴が空きます。
個人的には、営業さんはこのくらいの余裕が必要だと思います。

なお、くれぐれも謝罪訪問時には、
嬉しそうな顔になる「一の技」は使わないでくださいね！

最後に

わたくしは、営業の最大の武器は「誠実」さであると考えています。
今回ご紹介した技は、上っ面なスキルなので、心臓に毛が生えたあとは、
ぜひ「誠実」という武器を使った独自の必殺技をあみだしてください！

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