ワ―ケーションのススメ🏳

やまです。

緊急事態宣言も3月7日まで、埼玉県・千葉県・東京都・神奈川県・岐阜県・愛知県・京都府・大阪府・兵庫県・福岡県に発出されております。私の近くでもコロナ陽性者が出たという知らせを受け、「ついにここまで来たか…」と感じています。その方は軽症だったため、現在は回復し通常の生活を送っているようです。

今回は、(今更ながら)ワ―ケーションについてお話していきたいなと思います。

※画像はイメージです。

あの高級ホテルがサブスク(定額)で住める!!

2月1日、帝国ホテル東京が、「サービスアパートメント事業」を始めるというニュースが飛び込んできました。帝国ホテル サービスアパートメント | 帝国ホテル 東京 (imperialhotel.co.jp)

スタジオタイプ(約30㎡)の客室で、価格は30泊で36万円、最低宿泊は5泊で15万円からということです。朝食は無料で提供され、専属サービスアテンダントが常駐。フィットネスセンター・プール・サウナを無料で使用できる他、共同利用スペースの「コミュニティルーム」を新たに設置し、洗濯乾燥機や電子レンジなどを自由に利用できるようになっています。ランドリーサービスやルームサービスは有料で定額制となっているようです。

36万円と聞くと一般庶民の私にはびっくりしてしまいますが、1泊あたり1万2千円と考えると安いと思います。(一度でいいからこんな生活してみたい)

帝国ホテルに限らず、現在多くのホテル・旅館では観光客の激減によるホテル稼働率の低下による影響を減らすため、ワ―ケーションという世間からの要望のため、こういった連泊プランが増えています。ホテル予約サイト「じゃらん」で「ワ―ケーション」という言葉を含んだプランを探したところ55件出てきました。(2021.2現在)

じゃらんより

ワーケーションとは

ここまで当たり前のように「ワ―ケーション」という単語を本記事において連発してきましたが、「ワ―ケーション」という言葉について一度整理しましょう。

ワ―ケーション:《work(ワーク)+vacation(バケーション)からの造語》休暇中、特に旅行先でテレワークを行うこと。

[補説]従来のテレワークは、自宅やレンタルオフィスなど特定の場所で、時間を決めて行うのが原則とされていたが、ワーケーションではその制約をなくし、長期休暇の旅行先でのテレワークも、勤務と認められる。

出典 小学館デジタル大辞泉

コロナ前からあった言葉のようですが、コロナ禍の流れではじめて言葉を知った方も多いのではないでしょうか?(私はコロナ禍で知りました)

従来は休暇・リフレッシュしながら仕事をするという意味合いで使われていましたが、コロナ禍により在宅勤務が推奨される現代においては会社に行かずどこかの拠点で仕事をするという意味のほうが強いのではないかと思います。

在宅勤務が推奨されるものの「家には誘惑(テレビ、ゲームなど)が多い」「家と職場は切り分けたい」「家で仕事をする環境が整っていない」など悩みを抱えている方の解決策としては、①コワーキングスペースで仕事をする、②カフェで仕事をする、③他に部屋を借りるなどが考えられます。

しかし、①②だとセキュリティーや店舗への迷惑を考えると選択するのに悩みます。③に至っては費用が高額になる可能性があります。※これらの案を否定している訳ではありません。

テレワークのイラスト(男性)

そこで、ホテルや旅館で仕事をするという考え方が世間に浸透してきました。

実際にホテルでワーケーションをしてみた(^^)

2021年2月某日、私やまは某ホテルのワ―ケーションプランに申し込み実際にワ―ケーションをしてきました。(ワ―ケーションといってもブログ記事の作成や習い事のレポート課題の作成など、会社業務とは関係ありません)

そのときに感じたメリットデメリットをお伝えします。※ホテルにもよります。あくまで個人の感想です。

(メリット)

①広い

 私の部屋は20㎡ありました。部屋おまかせプランにしたところ、当日案内された部屋はツイン(1人宿泊なのに)。自室や職場のスペースより広い場所でのびのびくつろぎながら仕事ができました。

②静か

 私の部屋は静かで周囲の音はあまり気になりませんでした。

③家と場所が異なるので集中できる

 家だとまったく集中できないタイプ(集中するのに時間がかかる)なので、場所が変わったことで気持ちにメリハリがつき集中して作業することができました。

④コンビニなどが近い。

 コンビニなどが近いため、飲み物など生活物資の補充がしやすかったです。

(デメリット)

①暗い。

 数本さんの投稿にもあったように光は人間にとって非常に重要です。私が宿泊したホテルは作業をするには暗かったです。ホテルは暖色系の間接照明を使っているところが多い印象です。暖色系の明かりは、リラックス効果をもたらすためホテルの使用目的から考えると間違ってはいません。ただ、仕事をする上では、寒色系かつ明るいライトを持ってくるべきだったと感じています。

②テーブルが狭い。椅子の高さが合わない。

 私が使用したホテルはくつろぎ重視でした。そのため、テーブルと椅子は本来仕事用ではなくくつろぎを重視したものです。なので、テーブルが狭く長時間PCの前で入力していると腕が痛くなりました。ソファーもはじめは快適なのですが、長時間作業をしているとソファーを浅く座っているため、腰が痛くなりました。座布団や持ち込めるなら自前の机を持ってきてもいいのかなと思います。

③通信回線の確保

 私の滞在したホテルには無線Wi-Fiがあり、快適に作業できました。しかし、ホテルの中には有線LANのみ、むしろ通信回線がないというパターンや通信回線があっても自宅や職場のように快適(通信速度が速い、データ通信量無制限)ではないパターンも考えられます。なので、事前にホテルへ確認することを強くおススメします。

いかがでしょうか?

私の個人的な結論としては、ホテルのワ―ケーションは快適だったものの自分で準備をしっかりとした上でホテルへ向かう必要があると感じました。

特に明るさは盲点だと思うのでお気をつけください。

では、皆様。引き続きお身体にはお気を付けてお過ごしくださいませ。


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執筆者

やま|中小企業診断士
製造業の経営企画部門に勤務。入社以来、管理会計業務に従事し会計スキルをを構築中。まだまだ手探り状態だが、一歩ずつ着実に歩んでいく。


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